デンマークのデザインアイコンが日本上陸！

北欧系海外インスタで見かけない日はないほど定番の、Lyngby Porcelain（リュンビュー ポーセリン）。

こちらは、ブランドを代表する製品である Lyngby Vase です。

北欧らしいシンプルでスタイリッシュなデザインに、本物のクラフトマンシップが息づく、ハンドメイドのフラワーベースです。

そのすらっとした立ち姿と、上品な肌質、リブの模様が、花の美しさを最大限に引き出します。


この花瓶、おしゃれ、というだけじゃないんです。

長い長い歴史を秘めています。

Lyngby Porcelainは、1936年に、デンマーク・コペンハーゲン北部のリュンビューで設立されました。

この Lyngby Vase は、今でこそベーシックなデザインといえますが、発表された1930年代当時は異彩を放っていたんですね。

その頃は、装飾がたっぷり施された花瓶が主流だったのです。

そんな中、ドイツのバウハウスの影響を受け、装飾部分ではなく、かたちそのものを美しくしようと試みたデザインは、人々に驚きを与えました。

実のところ、早すぎたデザインだったようで、最初はウけなかったようですが、そのシンプルな美しさと機能性は、1950年代までに徐々に人気を博し、デンマークデザイン史上で確固とした地位を築いていったのでした。

しかしその後も、ブランドのストーリーは続きます。

1969年には、まさかの工場閉鎖！（事情はよくわかりません）

蚤の市でオリジナル品が入手困難になるほどの、伝説のブランドとなっていきました。

そして、長い時を経て、2012年に工場が再オープン。

Lyngby Vase が再び生産されるようになり、今の人気に至るというわけです。

いや〜、激動のブランドですね。

こんな歴史を何世代にも渡って見聞きしてきたデンマークの人々にとっては特に、愛着のあるアイテムなのでしょう。

ブランドのストーリーに思いを馳せながら、ぜひあなたのお部屋にも飾ってみてください♪

- ホワイト
- 内径10 × 高さ20 cm
- 磁器
- サイズ・カラー違いもあります