スウェーデンで活躍する日本人作家の新作です!
Studio Oyama(スタジオ オヤマ)は、スウェーデンで活動する若手陶芸家、大矢真義(おおやまさよし)さんのブランド。
店主がスウェーデン ストックホルムの陶磁器ギャラリーを訪れたとき、 目が釘付けになった素敵なコーヒーカップがありました。
北欧らしいシンプルなフォルムに、グラフィカルな美しいパターン。
それが、Studio Oyama のものでした。
日本 × スウェーデン。
2つの国の文化、デザイン、工芸、感性、経験が、彼の中でミックスされ、かたちになるのでしょう。
多くの作家の作品の中で、さりげなく、しかし強く、個性が光っていました。
日本で陶芸を学んだ後、スウェーデンに渡ったという大矢さん。
海外でさらに羽ばたこうとする若者、素晴らしいじゃないですか。
スウェーデンで高く評価され、2016年秋には House of Rym のカップ&ソーサーの デザイナーとしても起用されました。
日本でもじわじわと注目を集めるようになってきています。
こちらは、その Studio Oyama デザインの、素敵なコーヒーカップです。
名前の「Grasten」は、英語だと grey stone、灰石の意味です。
大矢さんのイェーテボリのアトリエ近くに、Rodasten(赤い石)というモニュメントの彫刻があり、その名前から着想して「灰石」としたそうです。
スウェーデンは岩盤が多く、さまざまな場所で石が見られるそうで、「その自然の石の美しさを釉薬で表現してみました」と大矢さん。
その試み通り、ほんとに石みたいできれいです!
でも、うわぐすりをザーッと掛けて、どうしてこんな模様になるの?と不思議に思いませんか。
秘密は釉薬のつくり方にあって、まず顔料を素焼きしてから、それをさらに別の釉薬に混ぜ込むという特殊な技法なんですって。
なるほど〜、それで点々がランダムに入った釉薬ができるってわけですね。
釉薬のおもしろさだけでなく、そのかたちにもぜひ注目してみてください。
シンプルに見えて、縦横比のバランスの絶妙さが、ただものではありません。
ほっとする親しみやすさと、完璧なデザインの緊張感、その両方が重なる数ミリのゾーンをねらっているように思えます。
取っ手もしかり。
ただ丸くすりゃいいってもんじゃない。やたらエッジを利かせればいいってもんじゃない。
しっかり持ちやすく、キリッと美しく、バランスのよいデザインです。
そして、使ってみると、なぜかコーヒーのとてもおいしく感じられること!
おそらくこのサイズ感だと思います。
150ml というと、いわゆるちゃんとした(?)カップ&ソーサーでいただくコーヒーのカップの容量です。
一般的なマグカップはもっと大きいですが、どうしてもガサツ感というか、ガブ飲み感が出てしまうもの。
ふだん使いにソーサーはめんどくさい、でもマグカップは優雅じゃない、とお悩みの方におすすめです。
カップスープなんかにもいいと思います。
Studio Oyama のコーヒーカップは種類が増え、さらにいろいろ組み合わせてお楽しみいただけるようになりました。
そうそう、こちらにはソーサーにも使える
お揃いのサイドプレートもあります♪
※寒い季節に急に熱湯を注ぐと、割れたりヒビが入ったりすることがまれにあります。ぬるま湯で温めてからご使用ください。
熱くなったカップを、急に冷たいところに置いた場合も同様なことが起きる場合があります。急な加熱、急な冷却はお避けください。
95度を超える設定のポットのお湯、沸騰した100度の熱湯は注がないようにしてください。
- セラミック
- 直径7.4 cm x 高さ7 cm
- 容量150 ml
- 食器洗浄機対応
- 電子レンジの使用はお避けください
※商品の箱には「Grasten(大理石)」と書かれています